台湾に来たばかりの配偶者さんは6か月が過ぎるまで台湾の国保に加入することができません。
海外旅行保険などに入っていれば別ですが、保険なしで病院に行ったら費用はいくらかかるの?って少し不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
僕は先日、台湾で初めて食あたりを経験しました。
近所の病院で診察を受けた体験を基に今回の記事では、コロナ禍の一般診療についてご紹介したいと思います。
まずは1922
もうお馴染みになりつつこの番号「衛生福利部疾病管理署」の伝染病専門ダイヤルです。
24時間無料で電話を掛けることができます。
僕は、スーパーで特売のチーズケーキを食べた30分後に吐き気と寒気に襲われました。その30分後に吐き戻してしばらく震えていました。
少し発熱をしていました。来台した時に「もし体調が悪くなったらまずは1922に電話して指示をもらってね」と言われたのでとりあえず電話をします。
症状を伝えたら、住んでいる新北市の受付直通番号を言われてそっちにかけてくれと言われました。
その中でまた2か所くらい違う部署に回されて確認しました。
最終的にもらった答えは、発熱があってもコロナの場合お腹が痛くなったりすることはないし、状況から見てまず食あたりなのでそのまま近くの病院に行ってもらって大丈夫だと言われました。
小さい診療所だとコロナを警戒して断られることが多いから、大きい病院の方が良いかもしれないと言われました。
そこで悩むのは、大きい病院には人がたくさんいるということ。
症状的にコロナじゃないのにわざわざ人の多いところへ行って感染リスク上げるのもアホらしい。
ということで、コンビニで「新型コロナ簡易検査キット」を買って調べました。
300元くらいだったと思います。(記憶曖昧で申し訳ないです)
陰性結果が出たので妻のかかりつけの診療所に電話してみました。
診療所で確認したい2点
この時に確認したいことが2つあります。
- 保険証なしの自己負担対応してくれるか
- 簡易キットで陰性出たけど診てくれるか
以前、歯医者に行こうとした時にコロナ対策で保険証のデータが確認できないと治療できないと言われたため今回は事前に確認しておきました。
1922に電話した時にも確認したのですが、政府として決めている事ではなく各施設の予防対策のため事前に病院に確認を取る必要がありそうです。
小さい診療所は結構そういう所が多いみたいです。
海外旅行保険を使うつもりの場合は、それも確認した方が良いと思います。
ワーホリ時代に使えない場所もあることを経験しています。
風邪とかの場合は費用が安いので行きやすいかどうかを優先した方が良いと思います。
確認の結果、病院内には入れられないけど診ますよ。と言ってくれたので行くことにしました。
院内のクラスター対策?
今回はこの「郭烽裕診所」さんにお世話になりました。
熱を測ってアルコール消毒を全身にされた後、まさか炎天下外で15分も待たされるとは思いませんでした。
中に入れないことは言われてましたが椅子もないとは、思ってませんでした。
院内に怪しいやつを入れない対策なんでしょうか?その時は発熱もなかったんですけどね。
3か月前に海外から入ってきたから念のための処置かもしれません。
しばらくすると先生と看護師さんが出てきて、問診を5分ほどして終了しました。
めっちゃソーシャルディスタンス取られてました。
食あたりで間違いないでしょう。下痢が出なければすぐに回復すると思います。お薬出しておきますね。みたいなことを言われてお薬をもらって帰りました。
気になる費用は、たったの400元(約1600円)
8年前ワーホリ時代に台北の診療所で2回風邪を診てもらった時も500元以下だったと思います。
3日分のお薬込みでこのお値段なのでかなり安いと思います。
これが大きい病院でレントゲン取りましょう・血液検査しましょう。など入ってくると一気に値段が上がりますので、そういう場合は海外旅行保険入っている方は使った方が良いと思います。
大きい病院はだいたい海外旅行保険使えますので心配いらないと思います。
また保険がない方でも居留ビザ(配偶者ビザ)の方は後日申請すれば50~80%の補助金が頂けるみたいです。こちらについては、住居エリアの移民署でご確認下さい。
診断書もかなり安い
現在、妻が産後ケアセンターにいるんですが5日間は立ち入り禁止を命じられていました。
「病院で診断書もらって来て下さい。確認してから入館許可出します。」
と連絡が来たので本日診断書をもらって来ました。
今日は、院内に入れてくれてこの前より少しちゃんと診てくれました。
胃は回復しきってないから、5日間は腹6分に抑えること・揚げ物と豆製品禁止を伝えられましたが、もう問題なし!の診断頂けました。
診断書って日本で出してもらうと2000~5000円くらいしますよね。
さすがに台湾でも診断書はちょっと値段高いのかな?って思ってたら、妻にそんなことないよ~って言われました。
半信半疑で診断書を受け取って値段を聞くとなんと100元(約400円)
安いよね~!日本であんな高いお金払ってたのアホらしいですね。
そういえば、息子の出生証明書の追加発行も3部で250元とかやったかな。
まとめ
新型コロナ感染予防対策があるので、体調が悪い場合はまず1922に電話をしましょう。
歯医者に関しては、直接歯科医院に電話して行って良いみたいです。
病院に行く前に病院側によってもいろいろ指示があると思うので従いましょう。
また、病院の規模によっては台湾国保の有無で断られる可能性があることもご注意下さい。
診療所レベルの病院だと海外旅行保険を嫌がることもあるので、そこも確認しましょう。
ただ、風邪など症状が軽い場合は費用が400元程度と安いことが多いので診てもらえる場合は、家から近いなどの便利さで選ぶことをおススメします。
何もないことが一番ですが、何か体調に異変を感じたら1922に電話をしましょう。中国語初級の人でも電話の最初で伝えればわかる言葉を使って対応してくれることが多いです。
めんどくさそうな対応する病院には、そもそも行かない方がいいので別を探しましょう。
中国語ができない方は、パートナーやお友達にお願いしましょう。
短期滞在の方も家の近くに1件くらいは、かかりつけ病院を見つけておくことをおすすめします。
最後までお読み頂きありがとうございます。皆さんの台湾生活がちょっとでもよくなりますように。
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