日本人が台湾で働くなら飲食業【絶対必須】コックシューズが買える靴屋さん

台湾で日本人が就きやすい仕事・アルバイトとして飲食店がよく上げられます。

台湾に来て初めて飲食店で働いた。って人も少なくないんじゃないでしょうか?

でも意外と飲食店で働くならマストアイテムとなるコックシューズを買う時に知りたい情報って

なかなかネットで探しても見つかりません。

長時間履くことになるコックシューズ(厨房鞋)は、体への負担を考えると実はかなり重要アイテムです。

今回の記事では飲食一筋12年の僕が台湾でコックシューズ(厨房鞋)が買える靴屋さんとコックシューズの必要性についてご紹介いたします。

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コックシューズとは

そもそもコックシューズとはどんな靴なのでしょうか?

飲食店に長く勤めている人ならわかると思いますが

アルバイトや転職で今回初めて飲食の仕事をする方のために簡単にコックシューズの特徴をご説明いたします。

日本の飲食業界でコックシューズは「食品関係の職場で労災対策のため履く靴」とされています。 コックシューズ(厨房鞋)の特徴は以下の3点です。

滑りにくい

厨房は油・水などで非常にすべりやすい現場多いです。

熱湯の入った鍋を持っている時や包丁を持っている時に滑ると大怪我や命の危険もあるため

滑り止めが必須となります。

油や熱湯の浸水を防ぐ(火傷防止)

もし一般的なスニーカーのような物を履いて厨房で仕事をすると、靴の生地から揚げ物の油や熱湯が入ってきて火傷をしてしまう可能性があります。

コックシューズ(厨房鞋)は、その浸水を防ぐために防水・防油加工がしっかりされており靴の中に外から油や熱湯が入りにくくなっています。

また火傷対策で通気口がないのも特徴です。

そのため足の中が蒸れやすくなるので、履いていない時のケアが重要になってきます。

衛生と安全面に配慮して靴紐なしの物が多い

もし靴紐があると靴紐が解けてしまった時に

踏んで転んでしまう危険性もあるので靴紐なしのタイプが主流になっています。

また靴紐がある場合だと靴紐と靴紐の隙間に

食材の破片や水・調味料などの液体が付着して

そこから雑菌が繁殖する可能性などもあるのでほとんどのコックシューズ(厨房鞋)は靴紐がないタイプとなっています。

日本メーカーでのおすすめはこちら

飲食店で働くとホールの人は違うものでも良いけどキッチンで働く場合は

ほとんどのお店でコックシューズ(厨房鞋)を履くことをルールとしているか勧められます。

会社が契約してる業者からなら2000円弱で購入してくれることもありますが

これが大体ひどい品物のことが多いので僕は自分で買うようにしていました。

ミドリ安全(ハイグリップNHF-700)
イチオシはミドリ安全さんのこの商品です。

個人差はあると思いますが、僕の飲食業12年の中では一番です!

足が疲れにくくて、滑りにくいです!

壊れやすい印象もないのでコスパ的にも満足の1足です。

台湾のコックシューズ(厨房鞋)

日本で使い慣れたあのコックシューズが台湾で簡単に手が入ればいいのですが
ミドリ安全は、台湾で展開していないようなので別の物をネットで探してみました。


「蝦皮購物」で探してみると画像のようにかかと部分が浅くなっているスリッパに近い形の物が多くあります。

台湾の厨房で働いたことがある人に聞いてみると、最近はこのタイプの物が流行っていると言っていました。

どうやら日本のコックシューズ(厨房鞋)とは少し概念が違うようですね!

ネットだけで見てもよくわかりませんし、実物も少し見たいのでコックシューズ(厨房鞋)が買える店を探してみました。

台湾のシューズショップ【鞋全家福】

こちらは、飲食店でバイトしていた台湾の友達に教えてもらった靴屋さんです。

「鞋全家福」というお店です→http://www.familyshoes.com.tw/

夜市の路面店でも売ってるけど、さすがに質が良くないかもしれないからとチェーン展開をしているこのお店を教えてくれました。

僕が日本でコックシューズを買う時は、調理関係の専門店かワークマンなどの現場系のショップまたはネットで購入というのが普通でした。

台湾のこちらのショップは見て頂くとわかると思いますが取り扱いブランドが結構あります。

僕としては、スニーカーやビジネス用の革靴、キッズシューズと一緒にたくさんのコックシューズ(厨房鞋)が並んでいるのは新鮮でした。

ちなみに妻や他の台湾の友達に聞いてみたところ、中学生くらいまでの普段履きの靴とかはここで買っていたようです。

10年くらいまでは、テレビなどでも大きな広告をしていて家族みんなここの靴を履いてる家庭も珍しくなかったとか。

今はいろんな海外メーカーが独立した店舗を多く出していたり

ネットの普及でおしゃれな靴を買えるようになったので利用する人は減っているんじゃないか?という意見が多かったです。

男性の台湾人友達はデザインを重視しなくても良い時の靴は、ここで買ったりしているという意見も多かったです。※(筆者の友人約75名へのアンケート

Twitter・その他SNS上で伺った在台日本人の方の意見では、お子さんの靴を買っているという方が多いようです。

総評としてはおしゃれな靴は見つけにくいが、安すぎず高すぎないちょうど良い靴が見つけられる

と言った感じです。

購入したコックシューズのレビュー

僕が今回購入したのは2足です。
厨房内でメインに使う物とホールでメインに使う物です。

【PROMARKS】という台湾製ブランドで合わせて買ってみました

PROMARKS 151291 

こちらは、厨房メイン用で購入しました。

販売価格→890元(約3506円)

割引後→693元(約2730円)

※1元=3.94円で計算

「鋼頭」というのは足の甲の部分に金属の板が入っていて 重い物や包丁が落ちてきても足を守ってくれる役目をするものです。

日本でもこの手の物がありますが値段が少し上がるので懸念していました。

今回日本より安く買えるので試しに買ってみました。

お店で試し履きさせてもらった際の滑り止め具合はそんなに悪くなかったですが

実際に店舗で履いてみると、1度少し油を踏んでしまうとめちゃくちゃ滑りました。

クッションはそんなに悪くないので足裏へのダメージは少ないと思います。

良かれと思って挑戦した「鋼頭」でしたが、それが靴を思ってたよりも重くしていたみたいで

長時間履くとふくらはぎにかなりきました…

慣れていない問題もあるのかもしれませんが

使用初期の感想としては、滑りやすくて重たいっていうのは後々体への負担になるかな?と感じました。

PROMARKS 133320

こちらがホールでメイン用です。

販売価格→590元(約2324円)

割引後→501元(約1973円)

 

いわゆる現在台湾で多く履かれているとされているタイプです。

靴底の所に穴が開いていて、もし水が入ってもそこから水が流れるよ。

っていう日本で当たり前だと思っていたコックシューズの概念を壊された商品です。

値段もお手頃なのでこれに決めました。

滑り止めは日本で履いていたミドリ安全と似ている感じで好印象でした。

ちょっと悩んだ点はこの靴底が少し小さくて足を抜く時に一緒に取れてしまうんじゃないか?

って感じた点です。

店員さんが「そんなことないよ!もし、不便感じたらサイズ大きめの靴底を入れればいいから。」

とおっしゃるので購入に踏み切りました。

実際に履いてみると、確かに靴底が浮いてくることはなくとても歩きやすかったです。

軽くて足への負担も少なく、これで厨房も歩きましたがなんと厨房用で買ったものよりも滑り止めが効いていて感動!!

使用初期の感想としては、軽くて歩きやすく滑り止めも良好!防水など安全面は少し不安

期待値が低かったので余計に高評価です。

まとめ

まだレビュー記事として1件目なので情報的に不足な部分がありますが、少しコックシューズについてわかって頂けたでしょうか?

耐久性などについても今後続けて履いてレビューしたいと思います。

また僕は足の衛生と健康を維持するために数足のコックシューズ(厨房鞋)を履きまわすので

違うメーカーの物とも履き比べたレビュー記事をまとめていきます。

今後僕みたいに台湾の飲食店で長く勤務する方への参考になる記事をまとめられたらと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。皆さんの台湾生活が有意義なものになりますように。

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