- 台湾華語(中国語)を勉強したいけど独学でできるのかな?
- このまま勉強を進めてちゃんとできるようになるかな?
- もっと良いテキストや勉強方法があるんじゃないかな?
と思ってる方は数多くいらっしゃると思います。
結論を言うと問題ございません。
僕自身学生時代から勉強は苦手で最高得点が学年平均点くらいの普通の人です。
そんな僕でも台湾で普通に生活できるくらいには台湾華語(台湾式中国語)をほぼ独学で習得できました。
こちらの記事では、僕がこれまで台湾華語(台湾式
中国語)を独学で勉強してどれくらいの期間でどうなったのか?を基に独学で勉強できる根拠をお話します。
また勉強方法についても記載いたしますので、これから台湾華語(台湾式中国語)の勉強を始める方や始めるか悩んでいる方の参考にして頂けると思います。
自分は台湾華語の独学に向いているのかを知る
台湾華語(台湾式中国語)を勉強する方法はいくつかあると思います。
- 教室に通う
- オンライン授業を受ける
- 台湾現地の語学学校に行く
- 独学する
人によって向き不向きがあるので、いろいろ試してみて合うと思った方法を続けていけばいいと思います。
ただ僕が9年間という期間に渡って独学で台湾華語(台湾式中国語)を勉強してきて、こんな人は絶対に独学の方がいい!と思う人がいます。
それは勉強に苦手意識がある人です。
学生時代から勉強が苦手・学生時代なんて遥か昔、記憶力に今は自信ない… って方は絶対に独学が良いと思います。
こんな方法を勉強苦手な人が最初からやり続けることできますか?
僕ならすぐにやる気をなくしてたと思います。
もちろん求めるレベルが高かったり、TOCFL(台湾政府の中国語検定)を受けたいと思うのであれば問題集と戦う必要も出てくるとは思います。
台湾人とコミュニケーションを取るのに必要なレベル・台湾で生活をするのに必要なレベルを求めるのであれば独学が一番楽しく上達すると思います。
自分でも理解できる箇所や興味のあるテーマの言葉などから勉強する方が楽しいイメージで勉強を進めることができます。
勉強が苦手な人にとってわからないまま先に進むことや、自分のペースで勉強を進められないのはきついことだと思います。
独学だと無理なく一歩ずつ理解を増やしていけるのが最大のメリットです。
台湾華語(台湾式中国語)の4つのスキル
独学で台湾華語(中国語)の勉強の中で身に付けるスキルは次の4つです。
僕個人が独学で感じたことや成長の目安をご紹介します。
語彙力(単語力・文法力)
生活で必要な基礎単語は1日2時間・週4日勉強して1か月くらいで大体覚えることができました。
3か月で短いフレーズを組み合わせて簡単な会話ができるようになりました。
漢字を見れば意味が大体わかるようになるのでゆっくり話してもらうか筆談を用いて、相手が何を言っているのか何となくわかるようになります。
6か月くらいすると短いセンテンスとセンテンスを繋げて簡単な文章を作ることができるようになります。
1年経つと複雑な会話でなければ台湾人の友達と日本語なしで会話できるくらいになりました。
ただ、この能力は今後磨き続けなければなりません。
なぜなら日本語も同じように新しい言葉は次から次へと出てきます。
また年齢や環境が変わると自分が頻繁に使う言葉も変わってきます。
それに応じた単語や文法を常にインプットし続ける必要があります。
これは、独学でも誰かに教わるのでも一緒です。
スピーキング力(発音)
日本語にない発音が多々あるので完璧な発音は未だにマスターできていません(-_-;)
いわゆる日本人訛りのある状態での発音ではありますが意思疎通するのには問題ありません。
初めて見た単語の発音記号を見て、発音がなんとなくできるようになるには3か月くらいかかったように思います。
この頃は発音が不安定なので2~3回言わないとネガティブの方には聞き取ってもらえません。
6か月以降は、言い慣れた言葉であれば1回でネガティブの方にも大体1回で通じるようになってきました。
新しく学んだ言葉をすぐに自分で発音できるようになるには2年くらいかかりました。
それまでは何度か練習してやっと言えるようになる感じです。
リスニング力(聴解力)
僕はリスニングが個人差が一番出る部分だと思います。
僕の場合、最初の1年半はネイティブスピードで話されると知っている単語と文法だけの内容でも
3分の1は聞き取れない状態でした。
3か月くらいからゆっくりで短いセンテンスのみの会話ならできるようになりました。
5か月くらいから短いセンテンスの会話であればある程度のスピードであってもわかるようになりました。
6か月以降からセンテンス+センテンスくらいの短い内容がゆっくりであれば
相手の真似をして同じ文章を言えるくらいにまでリスニング力があがりました。
僕はここから1年まではリスニング力の成長を感じませんでした。
キーワードさえ聞き取れれば3割聞き取れなくても、内容の把握はできます。
ただ、キーワードを聞き取れずによく意味を誤解していました。
1年経った当たりから急に爆伸びしたのが印象的です。
きっと続けていたらそういう日が訪れます!
あとは、語彙力を高めなければリスニング力も上がらないので平行して鍛えていきましょう。
ライティング力
文字を書くという場面は生活の中で減っていると思います。
日本語でも読めるけど書けないって漢字結構ありません?
台湾華語(中国語)も同じ感覚だと思います。
ただ、スマホやPCで文字を打つ時に発音記号をしっかり覚えておく必要があります。
外国人が台湾華語(台湾式中国語)を勉強する時に使うのは
ローマ字を用いたピンインと台湾独自の注音符號(ボポモフォ)があります。
注音符號がどんなのか知らない方はこちらをご参照ください。
→https://www.mdnkids.com/BoPoMo/
注音符號ってなんか覚えるの大変…って思った方は、ピンインで勉強開始しましょう!
ピンインで覚えると発音が正しくないという意見もあるのですが、ルールを覚えればそんなことはありません。
馴染みやすい方から覚えればいいと思います。
文字を打つという点ではPCなどでローマ字入力で日本語を打ち込むのに慣れている人は
キーボードの位置を覚えているのでピンインから覚えた方が便利だと思います。
それにローマ字の方が馴染みがあるので覚えやすいと思います。
僕もピンインから覚えました。
ただ、デメリットがあります。それは台湾人はピンインができません。
注音符號しかできないので、のちに台湾人の方と言語交換をすることを考えれば注音符號も読めるくらいにはなっていた方が良いと思います。
僕はピンインのルールを覚えるのに1週間かかりました。
僕は手作りの表で注音符號を覚えたんですが2か月かかりました(笑)
これはちょっとかかりすぎかもしれません。
原因は見てるだけで、使う練習をしなかったからなんですがその時は独学のノウハウも知らなかったので…
最初にこれから始めてたら、挫折してたなと思います。
台湾華語初心者でもできる独学のやり方
ご覧の通り勉強が苦手な僕でも1年半の独学期間で台湾華語(台湾式中国語)で簡単な日常会話をできるように習得できました。
もちろん表面上ではなく、もっと深い話をしようとすると語彙力をもっと増やす必要があります。
ただ、最低限の会話は1年半あればできるようになります。
そう考えると少しハードル低くなりませんか?
勉強時間をもっと取れたり、また別の語学を勉強したことある人ならもっと早くこのレベルに到達できると思います。
では、どうやって独学を進めて行くのか?という話をします。
僕もあくまでもサブとしてですが、テキストを使っての勉強というのはしてきてます。
イラストが多かったり、文章が簡潔的でわかりやすい物や説明が理解しやすいものを選んで買いました。
それもあくまでも補助教材です。
勉強苦手な僕はテキストメインで独学で台湾華語(中国語)を継続して勉強はできません。
では、何をメインに独学を続けてきたのでしょうか?それは言語交換です。
台湾人の言語交換パートナーを作って、雑談を通して教えてもらうことで勉強感を極力なくして独学を進めることができるのです。
さっき、台湾人は注音符號しかできないけど最初はピンイン覚えたらいい!って言ったやん!
台湾人と言語交換するなら注音符號を先に覚えなあかんの?
って思った方もいますよね(;・∀・)
いえいえ、安心してください!
便利なことにネットでピンインはすぐに調べることができます。
こちらは無料のピンイン変換サイトです。
「ピンイン変換」と検索するといろいろとサイトが出てくると思うので使いやすい物を探してみて下さい。
台湾華語(台湾式中国語)にも慣れてきて、ピンイン変換をするのが面倒になってきたら
ちょっとずつ注音符號を覚えてみたらいかがでしょうか?
ただ、この方法には一つデメリットがあります。
それは友達だという認識が強くなりすぎてしまうと、学習がおろそかになってしまいがちです。
性格的にどうしてもそうなってしまう方におすすめなのが、オンラインレッスンを受講することです。
「C-Tutor」さんのレッスンは私も受講したことがあるのですが
さすがプロの先生!と感動しました。
受講を受けるまでは、一般の台湾人の言語交換パートナーの人としか言語交換しかしたことありませんでした。
そうすると質問をした時の返答がすごく曖昧で理解できないことも多々あります。特に文法についてです。
例えばあなたが台湾人の友達に「おいしい」は「おいしそう」と言えるのに、「かわいい」はどうして「かわいそう」って言うと間違いなの?と聞かれてちゃんと説明できるでしょうか?
私たち日本人も義務教育の間に文法のルールは習っているはずですが、普段そんなに意識していないためにうまく答えられないことが多いです。
台湾人も同じような状況におちいるのです。
ただ、オンラインレッスンの先生は台湾華語(中国語)を教えるプロです。
テキストや台湾人との言語交換だけでは理解できないニュアンスまで理解できます。
それでいて勉強をしている感があまりないので、楽しく学習を続けられます。
料金も良心的ですので試してみる価値はあると思います。
体験レッスンはさらにお得に受けられるようになっているので是非!
まずは「C-Tutor」さんのお試しレッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
テーマは楽しく
まずは楽しく続けることを目標に独学を進めてみて下さい。
楽しくないな。面白くないな。って感じた時は一度少し距離を取ることも大切だと思います。
仲の良い言語交換パートナーが出来ればその人と日本語だけで会話して、気分転換する日があっても良いと思います。
字幕付きで台湾のドラマを見るだけでもいいでしょう。
まったく触れない日を多くしてもいいと思います。
まずはゆる~く楽しく少しずつ自分の身を台湾華語(台湾式中国語)の世界へ引きずり込んでいきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございます。
いつか台湾華語(中国語)で楽しく日台交流できる日が来ることを楽しみにしています♪