本場台湾で食べよう!【台湾カステラ】中国語での言い方についても。

2019年末からじわじわと人気を集め、タピオカドリンクの次にブームとなっている台湾スイーツの「台湾カステラ」。

皆さんもう食べましたか?

今や日本でも専門店が次々とオープンされ、コンビニでもオリジナル商品が出されるほどのブームになってきています。

今はコロナ禍で難しいですが、どうせなら本場台湾の「台湾カステラ」食べたくないですか?

今回の記事では台湾在住の筆者が「台湾カステラ」を本場台湾で買う方法とお店をご紹介します。

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【台湾カステラ】の中国語(台湾華語)

まずは「台湾カステラ」を中国語(台湾華語)で言ってみましょう。

  • 古早味蛋糕(gǔ zǎo wèi dàn gāo /ㄍㄨˇ ㄗㄠˇ ㄨㄟˋ ㄉㄢˋ ㄍㄠ)

  • 現烤蛋糕(xiàn kǎo dàn gāo /ㄒㄧㄢˋ ㄎㄠˇ ㄉㄢˋ ㄍㄠ)
  • ポピュラーな言い方は「古早味蛋糕」らしいのですがお店によって表現方法が違うようです。

    次に多いのが「現烤蛋糕」でこちらも同じ「台湾カステラ」の意味として一般的に通じる中国語(台湾華語)言い方です。

    ※中国語ができない方用のカタカナ表記

    • 「古早味蛋糕」(グーザオウェイダンガオ)
    • 「現烤蛋糕」(シエンカオダンガオ)

    「古早味」は”昔ながらの味”という意味です。
    ここからも台湾では昔からある伝統的なケーキであることがわかります。

    「現烤」は“焼きたて”の意味です。
    台湾本場の「台湾カステラ」の専門店では焼きたてを買って帰るというのが主流になっているのでこの名前を使うお店も多くあります。

    【台湾カステラ】って何?

    実は台湾に移住する前にもワーホリや旅行で何度も台湾に訪れていますが、日本で「台湾カステラ」がブームになり始めた頃の僕の感想は「ナニソレ?」でした。

    発祥はいつ?

    諸説あるようですが元々は日本統治時代に日本人によって持ち込まれたカステラが台湾人の手によってアレンジが加わって広まったようです。

    と言っても当時は使える食材も限られていたので今のような「台湾カステラ」ではなくとても質素なものだったようです。

    基本的に「台湾カステラ」にはバターが使われませんが、それも当時のなごりで高級食材だったバターを使えなかったのが理由の一つとされています。

    昔の物は今の物よりも甘さもなくボソボソしていてケーキとも言えない物だったそうです。
    (台湾人義父談)

    有名になったきっかけは?

    「台湾カステラ」が今の形になったのは、台北の北部にある淡水という街にあるお店が発祥だと言われています。

    8年前に1度だけ淡水老街で「台湾カステラ」を食べていました。

    写真整理をしている時に台湾人妻に「これ、台湾カステラだよ!」と言われて初めてこれが「台湾カステラ」だったんだと知りました…

    当時は観光客が多く並んでいて、この店員さんが焼きたてケーキを取り出すのがパフォーマンスのようになっていました。

    こちらが焼きたてふわふわの「台湾カステラ」です♪ものすごいボリュームですよね!でもプレーン味は甘すぎずとても軽くて、1人でもぺろっと500gくらい食べられます。

    カステラではない?

    日本語訳の際に「カステラ」とされていますが、それはこのカステラに似た形状から来るもので材料自体はスポンジケーキやシフォンケーキに近いです。

    強力粉を使ってしっかりとした食感のカステラとは違い、柔らかい食感が特徴です。

    シフォンケーキとの差はその焼き方にあります。

    シフォンケーキはオーブンにそのまま入れて焼くのに対して「台湾カステラ」は湯煎焼きと言って蒸し焼きのような方法で焼きます。

    そうすることでシフォンケーキよりもふんわりとした食感になります。

    また、本場台湾の「台湾カステラ」一番の特徴はその食感が変化していくことです。

    焼きたてを食べるとフワフワ・粗熱が取れたあとはモチモチ・冷蔵庫に入れると溶けるようなシュワシュワ♪といった感じです。

    どこに売っているの?

    スーパーやパン屋さんでも「古早味蛋糕」と書いた「台湾カステラ」と思わしき物は売っているのをたまに見かけます。

    ですが前章で述べたように「台湾カステラ」自体は昔からあるので、ひょっとしたらそれは本当に昔ながらの素朴な「台湾カステラ」の可能性があります。

    今ブームになっているあのフワフワの「台湾カステラ」を食べたい場合は専門店に行く必要があります。

    新北市のおいしい【台湾カステラ】のお店

    台北市のおいしい台湾カステラのお店は他のサイトやブログでも紹介が多いので、新北市に住む筆者が新北市のおいしい台湾カステラ屋さんをご紹介します♪

    店名:傳統現烤蛋糕
    住所:新北市永和區永貞路323號
    電話:+886936532845

    今回ご紹介するのはこちらのお店♪
    google検索上の評価も☆4.7と高評価です!

    向かいの道から見た様子
    近づいてみました♪

    赤い大きな看板が目印です。

    受付カウンター

    お店の注文口の所にどんな味があるのか大きなメニュー看板がありました♪

    レギュラーメニュー

    こちらの5種類は基本的に毎日売っていてあとの種類は曜日変わりで販売しているようです♪

    価格表

    店内に価格表がありました。表記価格は1斤(600g)です。

    こちらのお店では最低0.5斤(300g)から購入可能です。

    焼きたての台湾カステラ

    「今はコロナ禍で随時焼くことができなくて、本当の焼きたてじゃなくてごめんね。」と店員さんに言われちゃいました。でもどれも焼き上がり2時間以内でまだ温かいわよ♪とのことで買うことにしました。

    0.5斤から買えるので2つの味をセレクトしました。

    まずは王道の「黄金起司」(チーズ味)
    知ってましたか?台湾カステラの王道と言えばプレーンかチーズらしいですよ。

    ちょっとしょっぱいチーズがたくさん間に挟まっています♪

    大きさを伝えたくて100元札と撮ってみました。
    見たことない方はちょっと差がありますが、1000円札くらいかな?と想像してみて下さい。

    生地の上面にはゴロゴロとカットされた大きめのチーズも乗っていて、上面はサクサクでした。

    持って帰ってティータイムの時には冷めていたので食感はフワフワとモチモチの間くらいでした。

    甘い生地としょっぱいチーズがベストマッチでおいしかったです♪

    甘くないコーヒーと一緒に食べるのがおすすめです。

    もう一つは「爆漿巧克力」(濃厚チョコ味)
    たっぷりのチョコチップがこれでもか!ってほどに♪

    間にはガナッシュに近い濃厚なチョコソースが挟まっています。

    生地のチョコと間のチョコの風味が少し違っていて、ダブルチョコを楽しめます。

    ただ、少し味が濃いのでこれはバクバクいっぱい食べる感じではなく少しカットして食べる方が良いと思います。

    ホットミルク・紅茶との相性抜群です!

    台湾カステラは台湾で✈

    翌日もおいしい

    どうでしょう?本場台湾の「台湾カステラ」食べたくなっちゃいました?

    「台湾カステラ」は昔ながらのケーキが徐々に進化して、懐かしくも新しいそんなスイーツでしたね。

    日本にも台湾本場で修業した方が出店をし始めているようなので、もし日本で食べる場合はそういうお店を狙ってみて下さい。

    そして、コロナ禍が収まった際は本場台湾でいろんな味の「台湾カステラ」を食べに来てください♪

    台湾に住んでるけどまだ食べたことないよ~って方はこれを機に是非召し上がって見て下さい。

    最後までお読み頂きありがとうございました。

    皆さんがおいしい台湾カステラと出会えますように!

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